遺族から見たお布施

IMUのメンバーには葬儀社経験者が数人在籍しています。在籍メンバーは8年から23年ほどの経験があり、そのなかで色々な寺院をみてきました。
葬儀社からみた住職は、仏様のような住職や鬼のような住職、5分でお経が終わるお経の住職や、出棺時間になってもお経の終わらない丁重な住職、お布施に関しては請求書を遺族に提出する住職や口頭で金額を伝える住職、いくらでもいいと仰る住職など様々です。

住職と遺族間での問題で葬儀社への相談として多いのはお布施の金額です。昔は檀家や総代が遺族の間に入りお布施の相談をしていましたが今は檀家や総代が間に入ってくれることは稀であります。このお布施問題に介入できないのが葬儀社でありますが、お布施の金額の開示がないと遺族は葬儀社に相談します。お布施費用が高額だと感じた場合も相談されますがお布施の金額の開示がない場合の相談はかなりの件数がありました。

 

よくある例、費用が分からない

 

こんなやり取りが良くあります。ここで注意しなくてはいけないのは喪主の子の存在です。喪主の子は寺院の必要性を理解していません。なので遺族に接している住職との時間を時給として計算しているのです。葬儀と法要がメインで寺院の維持までしていかないといけないとは普段寺院と接していない為、寺院の活動が目に見えていない事が原因です。

 

ここから寺院関係者の方には言いにくいのですが寺院とかかわりがない遺族が喪主になった場合は1万円から3万円くらいと答える人がダントツで多いということと、これからのお布施はその金額に引き寄せられていると感じています。現状は故人の兄弟などが前回のお布施費用などを伝え相場というものがなんとか維持されている様に感じますが、超高齢化社会を抜けたときは住職を時給換算してくる時代が間違いなく到来すると危惧しています。

 

解決

お布施は固定するべきです。喪主予備軍のお寺に対する考えを考慮すると早急に固定すべきと考えています。また、お経葬の場合は遺族と住職が接する時間が長く遺族の心のケアも含むので時給換算されても費用に対する効果が見込めます。またお布施の金額を固定することで遺族の不安を払拭することもできます。